What's New
2010年1月 - Structural Science Inc.の日本総代理店
株式会社ストラクチャルサイエンス(Structural Science
Inc.)は、FEMtoolsソフトウェアの国内販売総代理店としての有限会社ソフトウェアエクスプレスとともに、長年にわたって同製品の普及に務めて参りました。
2010年、ストラクチャルサイエンスが新しく総代理店を引き継ぐことに相なりました。引継ぎに際し、皆様には一切ご迷惑がかからぬように専心させていただきますので、引き続き変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
2009年10月 - FEMtools 3.4リリース!
DDSは、FEMtools 3.4のリリースを発表しました。FEMtools
3.4は既存のツールに対して数々の改善や機能拡張に加え、メッシュ生成、モデルアップデーティング、および構造最適化のための機能を導入したFEMtoolsソフトウェアファミリーの抜本的な改訂版です。このバージョンのハイライトは以下のとおりです。
メッシュ生成関数ライブラリ
面(サーフェス)メッシュを生成するために新しい関数ライブラリが追加されました。非構造化面メッシュは、簡単な幾何学形状記述(頂点、曲線、面)を使って定義された標準的な面パッチ(generic
surface
patches)に対して生成することができます。体積(ボリューム)メッシュは押し出しや周回転のような操作を用いて2Dメッシュから求めることができます。
この新しいFEMtools
API関数ライブラリは、すでに使用可能な格子ベースのメッシュ変形(「モーフィング」)を補完し、非常に複雑な幾何学形状をメッシュ分割する機能を実現可能にします。それは形状最適化のためのパラメトリックメッシング、トポロジー最適化のための設計空間のメッシングのような用途や、メッシュの粗大化/細分化のツールの実行に使用されます。
メッシュ品質検証ツール
インポートまたは生成された有限要素メッシュの品質を検証するための新しいツールが組み込まれました。縦横比、凸性、テーパー(先細り)、反り角、その他のような品質測定基準が、オン・ザ・フライで(複数まとめて)計算され、色分けされたメッシュ図で視覚化することができます。結果はヒストグラムを計算したり、メッシュ品質の値をソートしたりすることにより、さらに高度なポスト処理を行うことができます。
FEMtools Scriptプログラミング言語を使って、さらに別のメッシュ品質基準を導入することもできます。
測定データからの剛体特性抽出(RBPE)
この新しいアドオンツールは、測定されたアクセレランス(FRFs)の低周波部分から質量(M), 質量中心(CoG),
および質量慣性モーメント(MoI)を求めるために使用されます。これらの特性は有限要素モデルアプデーティングのターゲットとして、あるいは構造物のダイナミックスシミュレーションやモーション解析においてモデル縮小の目的でコンポーネント(構成要素)を集中質量に置き換えるために使用することができます。
ODSベースのモデルアップデーティング
実験的に得られた振動の形状(実稼動モードシェープまたはODS)が、剛性、質量、および減衰のパラメータをアップデートするために使用できるようになりました。ODSをシミュレーションするには、動的加振力が既知でなければなりません。これらの力は、たとえば強制的な変位、速度、または加速度として測定することができ、有限要素モデルに適用されます。
シミュレーションで得られたODSと実験的に得られたODSとの差から、剛性、質量、および減衰の調整ができます。ODSベースのモデルアップデーティングの重要な用途は、振動する機械の損傷や構造物の健康状態に関するモニタリングです。
ローカルなモデルアップデーティング結果のポスト処理
効率的なデータ管理と、感度解析およびモデルアップデーティング用のパワフルなアルゴリズムを使用することによって、FEMtoolsは非常に多くのアップデーティングパラメータを取り扱うことができます。肉厚や弾性率のようなパラメータの要素一つひとつのアップデーティングは、結果的に要素から要素へ変化する可能性のある非常に多くのアップデート後のプロパティを生み出すことになります。
これは探索的なモデルアップデーティングを行う際に、要求されるかも知れないローカルな変更に関する情報を得るための標準的な手法です。結果は、幾何学形状の精密化やメッシュ密度について要求される可能性のある変更という観点から解釈されなければなりません。しかし、そのようなアップデート後のモードは、有限要素モデルにおいてプロパティカードが非常に多くなるために、通常はそれ以降の解析に適しません。より少ない実用的な数のプロパティに基づいて要素を再グループ化するための新しいポスト処理ツールが使用できるようになりました。
DOE/RSMを使用した構造最適化
実験計画法 (DOE)と応答面モデリング(RSM)は、すでにFEMtools
3.3でモデルアップデーティングの応用に使用されました。FEMtools 3.4では、これらの方法はFEMtools
Optimizationにも統合されて、標準的な最適化パラメータ、目的関数、制約方程式と一緒に使用することができます。実験計画法
(DOE)の手法は、各々のサンプリングポイントの評価にFE-モデルの更なる実行が必要なので、最小サンプリング数での効率的な方法で設計空間のサンプリングを行うことが狙いです。
FEMtools
は次のような実験計画法を提供します。すなわち、要因計画(factorial designs), 中心複合計画(central
composite designs), ラテン超立方体計画(Latin hypercube designs),
D-最適計画(D-optimal designs),
およびユーザー定義計画です。応答面モデリング(RSM)は、設計パラメータの関数の中の系の応答を予測するために実行するDOEから、近似モデルを作る目的で使用されます。したがって、この近似モデルは、元になった有限要素モデルの代わって今考えている系の応答を最適化するために使用することができます。
Windows 7 対応
FEMtools 3.4は、従来の32ビット/64ビットのバージョンにおいて、最新のMicrosoft Windows 7
オペレーティング・システムをサポートします。
そのより詳細については、FEMtools 3.4 リリース・ノートを参照してください。
メンテナンス技術サポートを契約中のすべてのユーザーは、FEMtools
3.4へアップグレードすることが可能です。それぞれのサポート対象OSのインストール・パックをDDS/FEMtoolsサポート・ウェブサイトからダウンロードすることができます。
尚、FEMtools
3.4を実行するには、新しいライセンス・ファイルが必要です。新しいライセンス・ファイルを未だ入手していないユーザーは、DDSおよびそのパートナー(代理店)にお問い合わせください。 |